大丈夫?起業したての時、陥りがちな行動
一人でも多くの方に
自分の仕事、商品を知ってもらいたい、
買ってもらいたい、お申し込みをいただきたい。
その仕事や商品の価値を感じて一人でも多くの方の
お悩みを解決したい、お役に立ちたい。
お仕事を始めた時って
誰でもそうですよね、知ってもらうって大事。
そんな純粋な気持ち、大切にしたいですね。
でも…
時として、その気持ちが先走り
周りから見ると
「えっ‥」という行動をしている方がいらっしゃいます。
勝手に営業?
先日ある会で遭遇したのですが、
開始前、テーブルの上に
「手作り小物」を並べ始めた方がいらっしゃいました。
そこそこ可愛らしいものでしたので、
その場の参加者様の視線を集めます。
「かわいいね」「何ですか?」「キレイ〜」
そのリアクションに待ってましたとばかり
「これは、、で、パワーがものすごいので
持っているだけで、人の心を癒すのですよ」
「よかったら差し上げます」などと。
これから会が始まるというのに、、
何の関係もない話題から
場をまとめ、スタートさせるか。。
主催者の方も苦笑されていました。
ある意味、場の雰囲気を温めつつの
上手な営業なのかもしれません。
でも、そこから見えてくるのは、
とにかく知ってもらいたい、
いいものだよ!いいでしょ!の押し売り。
そして、売れたら、、のエゴ。
主催者や、参加者の目的や
場の雰囲気、流れを考えのことだと思えませんでした。
随分焦っているんだな。。
そこまでして?と思ってしまいました。
異業種交流の場、ビジネスPRの場では
思い切りその商品やお仕事の良さをお伝えする。
お客様に商品の印象をヒアリングしたり、
お試しを提案するのも、
マーケティングの一つかもしれません。
でも、そうではない場で、それも参加者の立場で
そのような行為は
デリカシーがないですね。
その他、
初めて出会ったお店で、
商品のたくさん入ったバックを広げた方もいらっしゃいました。(お店の中でって。。どうでしょうか?)
また、「これ、浜田さんに似合うと思って」と
試作品のハンドメイドアクセサリーをプレゼントくださった方もいらっしゃいます。(お気持ちは嬉しいですが、趣味ではないものをプレゼントされても。。スミマセン)
「体験セッションしましょう!カードを引いてみてください」とカードを並べ出し、写真を撮るとか。。
(特に興味なかったのですが)
「私も、似たようなことをしてないか。。。」
と自分を振り返るキッカケにしています。
盲目的に信じてしまう
「多くの方にPRをするのがいい!」
「自分の商品を必ず持ち歩く」
そういう行為を教えていたり
当たり前にしているコミュニティーもあるようです。
PRや商品紹介は悪いことではないですし
写真撮影もダメというわけではないです。
でも、
コミュニティーでは当たり前のことは
コミュニティー外では必ずしも当たり前でない。
悪い印象を相手や周りに与えてしまう場合もあります。
不信感を与えてしまっては
マイナスブランディングです。
常識を疑ってみる
あれ?なんかおかしいな?
視野が狭くなっている、、と自分で感じられれば、
抜け出すことができますが
影響力のある先生の教え
同じような仲間、コミュニティーだと
「暗黙の了解」
「当たり前のトーク、行動」になっている場合もあって
一般の感覚が薄れてきてしまいます。
その結果、「時と場のわきまえ」
周りから「自分がどう見えるか?」が甘くなってしまいます。
初心者、起業したての時から
・自分の言動はどう映るか?客観視する。
・常識を疑ってみる。
このような習慣をつけると
のちのち、「恥ずかしいこと」が減ってきて
公の場でも自信も持って行動できます。
私は新卒で販売員になった時、
自分がいいと思うものをいいと感じるお客様ばかりじゃないと
気づきました。百貨店での顧客様も様々なライフスタイルの方がおいでくださり、お買い上げのポイントは様々。
トークもオススメポイントもお客様に合わせて
様々に変える必要があると感じました。
店舗のお客様は、いる、いらないを、はっきり示します。
けれど、コミュニティーでのお客様、そこからのご縁のお客様は関係性が濃く大切にしたいので、はっきり示さない場合が多いです。
だからこちらも勘違いしてしまったり、思い込みに気づかないまま時間が過ぎてしまいます。
同じく、自分の印象、イメージ、商品についても
家族やお友達、仲のよい身近な人は
「素敵ね」「いいんじゃない」「がんばって!」
耳障りの良い答えしか出来ない場合が多いです。
必要なのは、プロ目線の客観的なアドバイス。
本気であなたの想いや事業を理解しようとし
寄り添い、
耳が痛いことも必要なら指摘する。
そんな信頼できる人のアドバイス。
本気なら、嫌な気持ちは残らないはず。
取り入れる、入れないはあなた自身ですが
「こんな考えもあるんだ、、」とまず知ることが
視野を広げ、事業の成長につながりますよ。