ゼロ円からできる「好印象」
面接はもちろん、人との関係でも「第一印象が大事」とはよく言われていますね。
「でも何からやったら、、」「全て出来ないし…」
「取り繕うようで苦手」「お金がかかるのでは」
と感じてしまう方も多いと思います。
私は色彩や服装、接遇マナー関連がメインでアドバイスすることが多いので、「見た目」や「立ち居振る舞い」からの印象と思われがちですが
最近すごく感じていることは
「人の生き方、考え方のスタンス」が
印象にとても大事ということです。
「0秒印象」
0秒印象として、第一印象の前の段階で
普段の生き方考え方が「雰囲気やオーラ」となってにじみ出ている。
そう感じています。
例えば、先日お会いした方で
服装に品があり、物腰がやわらか。言葉遣いや「見た目」にはなんの非の打ち所もないけど、どうも距離を縮めにくい。。そう感じる方がいらっしゃいました。
マナーの教科書的には模範的な方であっても、私が感じた印象としては好印象というよりも「苦手」という印象でした。
一方で、
会社の重役でありながら、ラフなニットとロングヘアがとてもお似合いで包み込み語りかけるような口調がとても印象的な方がいらっしゃいました。出会ったのはもう20年も昔ですが、今でもその時の印象が強烈で私の憧れる大人の女性の1人です。
きっとその時々での状況の印象の違いはあれど、変わらない「人として雰囲気、オーラ」があるのだと思います。
自分の雰囲気・オーラをベースにして、お相手やその場の状況や目的に合わせた印象を「発信」していけるのが素敵な人だと感じます。
自分のベースがないところから「素敵に魅せたい」「良い印象を持ってもらいたい」からスタートすると、外見の取り繕いになってしまい、エゴが外見、印象として現れてしまいます。
「印象」は、価値観・スタンス〜自分スタイル〜
だから是非、
ご自分を振り返り、確認しつつ毎日のご縁を大切にしていただきたいです。
そもそも、なぜ良い印象を持ってもらいたいの?
良い印象をきっかけに、
どんな関係を築いていきたい?
なぜこのご縁を大切にしたい?
自分が貢献できることは?
それがあってこそ、
メイクや服装、立ち居振る舞いや言葉遣いが生きてきます。
私は昔「人に好かれなければ」と思って
嫌われていないかハラハラしながら友達と接していたり
仕事していた時期がありました。
でも今では、
「どんな良いと思うことをしても、快く思ってくれる人もいれば届かない人もいる。精一杯やっているならば、ありのままの自分で関われて相手を大切にしようと思える人と付き合おう」と変わりました。
私が大切にしていることは、
「自分も相手の人生も大切に尊重すること」です。
なので、一方的に決めつけてきて対話が成立しない人や、尊厳を踏みにじってくるような方とはお付き合いをしないようにしています。
特に地域の中には思いもよらない考え方や環境の中にいらっしゃる方との出会いも多く、それが私の枠を広げて人としての成長になっていると感じています。
思い込みをなるべく無くし、じっくりヒアリングをすることで、時には本音トークができるような仕事でも友人でも人として大切にしあえる信頼関係をつくりたいと考えています。