「ひとりで稼げる在宅ワーク」初心者さんの3つのポイント
こんにちは キャリアコンサルタントの浜田有里恵です。
2021年度 からは、ご縁があって
東京都のひとり親在宅就業推進事業のカウンセラーとして関わっていました。
私自身、ひとり親なので参加メンバーさんに近い部分も多く
共感を大切にしながらサポートできたのですが
とにかくみなさんガッツのある方が多い!
なにしろ、子どもを食べさせていかないといけないのです。
本業をしながら在宅ワークにチャレンジし
子どもの送り迎えや病気の看病
仕事のスキルアップに勉強したり…と
「一体いつ寝ているの?」と思うことしばしば。
かえってこちらが励まされることもとても多かったです
ひとり親に限らず
「ひとりで稼ぐ力」はますます重要になってきています。
パートでゆるく子育てしながら働く・・
子どもが小さい時やご自身の体調など
なかなか働く環境が整わない時期があるかもしれませんが
子どもの教育資金、パートナーの病気、急な倒産、離婚…など
思わぬ出来事が起こった場合などに備え
「ひとりで稼ぐ力」が必要になってきます。
それも本業プラスアルファで
在宅でできる仕事が持てると心強いですよね。
そこで今回は
ひとりで稼ぐ入門に最適な「在宅ワーク」について
書いてみようと思います。
在宅ワークはネットで検索するとたくさん出てきます。
でもいざやるとなると何を選んだらいい?どう進めたらいい?と困りませんか?
主婦におすすめ在宅ワークの内容や応募方法、進め方は調べるとよく書いてありますが
(わからなかったら相談してくださいね)
実際の心構えって少ないなーと思いましたので
今回は子育て中の主婦の方の在宅ワーク支援している中で感じたことを書いてみます。
在宅ワークのゴールを決める
在宅ワークは家にいながら仕事ができる
スキマ時間を活用できる
通勤時間がないなど
子育て中のママに嬉しいメリットがたくさんあります。(それはご存じですよね)
一方で案件の単価が安い、仕事中に子どもが話しかけてきて集中できなかったり
仕事と家事のメリハリがつけづらい・・・と
デメリットもあります。(デメリットも知っておいた方がいいです)
なので、まず確認した方がいいのは
何のために働くか?のゴールをしっかり決めましょうね。
はっきり言って、そう簡単にお金は稼げません。
最初から「月10万稼ぎたいんです!」と相談される方がいますが
速攻で稼ぎたい方は時間給のパートの方がいいかもしれません。。
お金を稼ぐスピードは外勤の方が早いかもしれませんが
在宅ワークの見えないメリットは
自分で稼ぐ力。。
家事育児との両立術だったり
ひとりで案件獲得から納品まで一貫で行う自己マネジメント力も高まります。
コツコツ続けるうちに仕事のやり方や自分のペースも掴めて
うまく回るようになります。
「子どものそばにいたいから」
「月1万でも収入を増やしたいから」
「本業以外の複数の収入源に」
「自分のスキルアップに備えて」
など、何のために働くか?何を目指すか?考えてみましょう。
在宅ワークは小さく始める
最初、やる気がある時は
つい在宅ワーク案件をたくさん応募したり詰め込んで頑張ってしまい、その後息切れ…
頑張りたい気持ちは大切ですが
でも仕事は継続が大切。
続けることで仕事のスキルもつきますし、信用も積み重なっていきます。
そのために、まずは小さく始めましょう。
本業があるなら本業をやりながらいつ在宅ワークを行うか?
朝なのか、夜なのか、週末なのか?
続けられる自分なりのペースを見つけましょう。
基本、人は今までの習慣を守るのが居心地いいのです。
なので新しい仕事を加える時はちょっとずつにして
身体も頭も慣れさせるようにするとペースができてきます。
自分だけでなく、子どもや家族にとっても
仕事の理解を得やすく応援してもらいやすくなります。
是非ちょっとずつ始めていってくださいね。
在宅ワークを頑張る時も必要
先ほどの「在宅ワークは小さく始める」と反対のことのように聞こえるかもしれません。
無理なく自分のペースをつくること、それをしつつ
一方で、在宅ワークを頑張るときも必要です。
例えば、ライティングで稼ぎたい!そうスタートした方
「一つのライティング案件に30時間かかって五千円でした…」
そんな相談をいただくことがあります。
「これじゃあ全然収入が得られない」そう思うのも無理はありませんよね。
そこで私は在宅ワークのゴールを確認します。
最短で収入を得たいならば他の仕事を探した方がいいかもしれません。
このケースの方は「手に職をつけたい」とのことでしたので
続ける選択をしました。
本業との両立方法や、時間の作り方、メンタルマネジメント法など
色々整理し2ヶ月、3ヶ月と続けるうちに
1つの案件が数時間でこなせるまでになり
クライエントさんからの信頼も得て優先的に仕事を得るようになりました。
今では「本業の事務以外に自分の強みができてとても心強い」と
とても自信がついた様子で頑張っています。
始めて在宅ワークにトライするとき
仕事の内容以外に、仕事の受注方法、クライエントとのやり取り、仕様書の理解、納品方法など
やることが多くあります。そこに加えてライティングならライティングスキルを高めていく必要もあります。
数ヶ月というのは早い方です。
なので半年、1年は「慣れる期間」と割り切り頑張る力も必要かと思います。
0から1は大変です。
でもその先は徐々に楽になりますし、スキルアップした自分に自信がつき
「ひとりで稼げる力」も鍛えられていますね。
在宅ワーク初心者さんへのポイントまとめ
いかがでしたでしょうか?
思っていたのと違う…と思う部分もあったかと思います。
でもコツコツ続けたことは必ずあなたの力(資産)になり
それがキャリアに結び付きます。
スキルや経験は減るものではなく、増えていくものです。
最近は在宅ワークも一般的になり
オンライン化で仕事もしやすくなりました。
一方でたくさんの案件があり何を選んだらいいか悩む方も増えています。
やみくもに単発でお金になるからと仕事をしていると
時間の切り売りになってしまい
時間の割には稼げていない…そんなことになりがちです。
それでは本末転倒ですね…
なので、
●在宅ワークのゴールを決め、
●本業や家事育児との兼ね合いも考えて小さく始めて、
●在宅ワークを頑張る時は頑張る
そんなことを心に留めておいてくださいね。
自分で稼ぐ力をつけると
自由度がアップしますよ!
あなたのチャレンジを応援しています!