人前で話すプロがやっていること
セミナーや講座、会議での司会やワークショップの進行
そして動画撮影やインタビュー。
ご縁で時々、ご依頼を受けることがありますが
毎回自分の声を聞いて愕然‥。
「どうにかならないもの?」「場をもっと盛り上げたい」と思ってきました。
皆さんの中にも
- 人前で話すときに緊張して声が出ない
- 話す内容で頭がいっぱいで結局上手く話せない
- 噛んでしまう
- 声が小さくて聞き返されてしまう
- 押せ押せモードで相手に引かれてしまう
そんなことでお悩みの方、いらっしゃるかと思います。
講演までではなくても、
お客様に商品をオススメする時、
講座やレッスンを行う際に前でお話する時、
ランチ会などで自己紹介をする時、日常の挨拶まで。
ふと「苦手だなあ」と感じることがあるかもしれません。
私の場合、
「こんな話し方をしてきたんだ」
「自分には不適任?」と
もともとの人見知りに拍車がかかり、落ち込んだこともありました。
それでも仕事でもプライベートでも人前で話すことからは逃れられない。。と覚悟を決めて
ボイトレの先生に聞いたり、発声したりと試行錯誤してきました。
結果、プロフェッショナルの方からトレーニングを受ける機会に恵まれ
だいぶ改善。
話すことが楽しくなり、初対面の方への積極的になってきたかと思います。
第一印象でも、「声や話し方」は見た目に次いで、
38%を占めると言われています。
特に私は聴覚派なのもあり、
声の素敵な人、話し方が心地よい人には惹きつけられます。
やはり侮れない。自分もそうなりたい、と思ってしまう気持ちは消せないです。
「自分の声って嫌い」そう感じている方は意外に多い。
私も勉強中ではありますが、
やっぱり苦手は克服して本来の自分に自信をもって欲しい。
クライアント様のセッション時に
声や話し方についての印象も、お伝えしてチェックアップしています。
(ワンタイムセッションでも)
だいたい皆さん、「自分の声って嫌い」
でもどうしていいのかわからないし。
というお答えです。
日々自分で聴いている声と、周りに伝わっている声は違う。
「自分で聞こえるよりも実際は高いトーンだった。」
「ゆっくり話しているようで、早口だった。」
「あの〜、えっと‥が多い!」
初めて気づいて、びっくりする方が多いです。
プロの方は、毎回自分の声や話し方のチェックを欠かさないそうです。
なので、私たちも
声の大きさ、トーン、速さ、話し癖などを
客観的にチェックしていきましょう。
声は変えられない?
声帯と声道の大きさや長さは人それぞれの持って生まれたもの。
だから、声は人それぞれの部分はあります。
けれど、表現は鍛えて変化できる。
筋肉なので鍛えることができるのですよ! というプロのお言葉。
私はこれを聞いて、
すごく気持ちが軽くなり、トレーニングに励むきっかけになりました。
もともとマンション住まいで周りの音に気を使ってきた方は
声が小さくなりがちだったり
家族の職業によっても声の出し方は変わってくるそうです。
また、姿勢や呼吸のクセによって、声も変わってきます。
単にカッコよく話すことが目的ではない
もしかしたら、
あなた本来の声や
あなたの魅力を表現した話し方は
まだまだ眠ったままかもしれません。
正しい姿勢や呼吸法、発声をする、
表現法を磨くことで、本来のあなたの声が使えるようになります^^
また、声色にあなたのメッセージを込めることで
目の前の人との一期一会を大切にすることができます。
私は、小学生へ絵本の読み聞かせ会もやっています。
プロの朗読を聴く機会もあって、すごいなあと。
子どもたちがすーっと、世界に入ってしまいます。情景が浮かんできます。
声や話し方は当たり前、簡単に思ってしまうことが多いですが
この世界は深いもの。
あなたという人を伝え、目の前の雰囲気を変えるチカラがあります。
単にカッコよく、失敗なく話すとはわけが違いますね。
プロは、
- 自分の状態を「客観視」しています。
- 日々発声と滑舌トレーニングを欠かせません。
- 保湿を心がけ、喉を大切にしています。
お酒やカフェインの摂取を控えるなど体調管理を意識しています。
話すプロだけでなく、
私たち社会人としての姿勢も同じ。ピアノも、色感も練習が大事。
日々の練習を積んで
どんな状況でも、必要なことをきちんと伝えられるように
大切な時に
堂々と自信を持って話せるように、磨いていきたいですね!
滑舌練習といえば、
外郎売り
先日、小田原の「ういろう」本店まで行ってきました!
お一人2ハコまで。お菓子屋さんと一緒になっています。
1495年北条早雲の時代から受け継がれてきたお薬。
歴史好きの子どもたちは大喜びで、
外郎売りのセリフも丸暗記してしまいました。私より上手!
小さなカラフル印籠がお気に入りです。
ビジネスでの自信がつく
大切な人との信頼感を築く、声や話し方。
色使いや服装とともに意識してみませんか?