BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 自分スタイルで生きる
  4. 大切な人との心の距離を縮めるために

大切な人との心の距離を縮めるために

お客様や大切な人とよい人間関係をつくるために

大切なことは何でしょうか?

ありがちなこと…は、

つい自分を知ってもらいたくて
こちらの話を多くしてしまったり
お役に立ちたいとお節介をしてしまったり

自己アピールをしてしまう^^;

そんなことかもしれません。

私が新人販売員の頃の失敗談は

お客様が入店した途端、
とにかく話しかける!
会話しなきゃ!商品の良いところを伝えなきゃ!
と焦っていた時がありました。


全くお客様の立場に立てずにいました。もちろん売り上げにも繋がらずです。

ホント、今思うと恥ずかしいのですが、、、
その時は一生懸命の方向性がズレていたのですね。

大切なことは「共感」

共感のステップ

相手の状態を観察して察し、感じる。

その上で、相手への思いやりの心を
言葉や態度で表現する。

ペースを合わせながらその繰り返しの中で
少しずつ信頼関係を築いて
相手に「この人なら私のことをわかってもらえるかも」と思ってもらう。

それはマナー(相手への尊重表現)にも通じます。

「共感」から「安心、信頼感」を感じていただけることでコミュニケーションが深まってきます。

だからまず受容・共感はとても大切です。


共感力を磨くために

さて、共感力を磨くためには…
どうしたらいいでしょうか?

・五感などの感性を磨く
・瞑想をする
・前向きに表現する

色々ありますが
最近私が大切!と意識していることは

様々な自分、感情を感じること

そのためにまず


自分と向き合って自分の中の様々な感情を受け入れる。

自分の感情の機微を細かく感じられるほど
相手の感情も感じられるようになる。

そのことで
「他者への共感力が高まる」ということです。

相手の心を知るのは難しいものです。
そして同じく自分の心を知るのも意外に難しいもの。


私自身カウンセリングの学びをスタートして
「クライエントの怒りの感情が感じにくい」と気づきました。
それは相手の「怒り」を否定していることでもあり、
自分のなかにある「怒り」を否定していること。

私自身のなかにも怒りを感じ、存在しているのに「いけないことだ」と抑圧してないものにしていたのです。
その積み重ねで「怒り」を感じにくくなっていました。
女性には多いそうです。

また、強い自分、弱い自分、明るい自分、楽観的な自分や
傷つきやすい自分、様々な自分がいることに気づきました。
今まで「一つに絞らなきゃ」と思っていたのかもしれませんが
「今日はこんな自分かな〜」と思えることでとても楽になりました。

カウンセリングの先生からは(傾聴力・共感力を高めるために)
「内省するように」と常に言われてきました。
自分の感情、様々な自分を知っていくことで傾聴力がアップするそうです。



「自分を知る」というのは
時として知りたくない部分にも目をむけることになり、
苦しい、嫌な感じがする作業です。

でもそれらに向き合い、
新しい自分や感情に気づく。
そして自分を受け入れていけると
とても生きるのが楽になります。
様々な自分からの視点が持てて自由になります。

そして他者にも共感的になれます。

お客様や大切な人とよい人間関係をつくるために
まず自分を知ること。
様々な自分、感情を大切に扱うこと。

一人ではむずかしいな、、と感じる方は
ぜひカウンセリングをしてみてください。
様々な自分がいることを知って大切にできると
環境の変化やストレスにも強くなれる、楽しめるようになります。






         

関連記事