ポジティブも良し悪し
女性のクライアントさんで多いのが
無理にポジティブになろうという方。
一通りお悩みを話したあと、、
「(モヤモヤしているけれど)私はハッピー!」
「(これだけ頑張っているのだから)成功しなきゃ!なのです!」
「やっぱり、、目標にむかって計画的にコトをすすめないと!」
という言葉や雰囲気が生まれてくる。
義務感にとらわれているようで
無理しているように見えて苦しいです。
「ポジティブシンキング」は
モチベーションを高める効果があり行動するのに良い時もあるのですが
感じてしまう不安や心配を消して
無理にポジティブに考えようというのは不自然。
それを無意識にしてしまっている方も多いです。
ポジティブに考えようとしても
不安や心配は消えることはないのです。
私自身、過去会社員時代
「不安やモヤモヤを感じる自分は弱い!努力が足りないからだ。成功しなきゃ!売上あげないと!」と
不安を打ち消して、ポジティブに邁進していた時期がありました。
音楽を聴いたり成功哲学の言葉をノートに書いたりして、「大丈夫」とハイテンションになろうとしている自分に違和感を感じ、一方がんばっている自分を自分で否定しているようで…苦しかったです。
結局不安はなくなるどころか大きくなるばかりでした。
「なりたい自分にむけて頑張っているけれど
どうもうまくいかない…」
「いつも気づいたら同じパターンになってしまう。どうしてだろう…」
「つい周りの目が気になってしまって、そんな自分が落ち着かないなあ…」
試行錯誤や不安、心配。
落ち着いてそれらに目をむけて受け止める。
解決に向けて周りからのフィードバックや協力を仰ぐ。
意外に思い過ごしだったり、周りからの協力で簡単に解決することが多くなりました。
人間必ず良いところもあれば悪いところもある。
問題を「問題だ」と考えることで問題を生み出す場合もあります。
もののの見方、考え方でよく見えたり悪く見えたりするものです。
過去の私もそうでしたが
女性はどうも「人に迷惑をかけたくない」「自分で解決しないと」と思う気持ちが強くて
周りの人に弱みを吐いて解決策を模索するのに躊躇するケースが多いと感じています。
ちょっと周りの力を頼ってみる。
そうすることで
不安が軽減されるばかりか
悩みを共有できて周りとの絆が強くなったりするケースもあります。
まずは等身大の自分を大切にすること。
足りないものがあるからこそ…
人と関わり合えますね。